こんにちは。
展示も無事終了しました。一週間はあっという間ですね。
ご来場して下さった皆さま、どうもありがとうございました!
今回自分が出展したものは、自分のライフワークである"Tale"シリーズです。
この"Tale"シリーズは、文字どおり「物語」という意味です。
僕は絵を描く時にどうしても「意味」みたいなものを求めてしまう傾向が
あります。
スティルライフやポートレイト、風景画に近いスタイルの人なら「本物に
似せること」という絵にとってある種のとても分かりやすいゴール(完成
像)があると思います。
でも、ぼくの場合は「目に見えないことを目に見えるかたちに表したい」
という欲がありました。
そこで出てきたのが「物語性」でした。
たった1枚絵のイラストレーションですが「物語性」を帯びることで、
観る人があれこれ想像できる余地が生まれるのです。
それこそ、僕にとって絵を描く(観る)楽しみだと感じました。
そんな理由から
「"物語性"を通してものごとを伝える」ということが
いつしか自分の中で当たり前なことになったのでした。
描く題材は、ひとのこころや、ひととひととの関係などがほとんどです。
今回はポスターや本などの印刷物ではなく、あえて原画で展示しました。
個人的な課題はありますが、展示を通していろいろ火がついたことも確か。
これを皮切りにむくむくといろんなイメージが沸いてきました。
近いうちに ホームページのOriginal→"Tale"でアップしていきます。
その他うれしいたのしい展開を計画中。
乞うご期待です。
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
さて、
最近めっきり旅行やいわゆる「バケーション的」な行動をしてない
わたくしですが、最近はまってることがありまして。
その名も「一駅手前で降りてみよう」!
まぁほとんどの方が「は?」と思うかもしれませんが、帰宅に向かう電車で、
自分の家の最寄り駅より一駅手前で降りて徒歩で帰るというものです。
ルールは簡単。iPhonによる地図やナビは使ってはいけません。頼るべきは
お日さまの方向、線路の配置、あとは自分のカンのみです。
これがまぁ意外に楽しい!(最近引っ越したなんて方には特におすすめ)
一駅手前だからといって実は知らないところだらけ。で、「え〜ここはどこ?」
と思って歩いているうちに、いきなりいつものメインストリートにひょんと出る
ことがあるんですね。
袋小路からの解放ですよ!これ、感覚的には瞬間移動です。
で、あとで「あ〜こうなってたのね。」とGoogleマップなんか見ちゃってしみじみ。
なんてね。
そうして見知らぬ隣町を野性的に開拓していくのもなかなか楽しいものです。
考えてみれば絵に似ているとこもあるのかな。「あ〜〜!いいアイデアが浮かば
ない!」と頭を抱えてる。で、ある時ポンとアイデアがでてきて「なんでこんな
簡単なこと思い付かなかったんだろう」みたいな。
ぜひ試してみてはいかがでしょう。(え? あほ臭くてやってらんないって?)
ではではまた〜!